広尾警察署での車庫証明申請する際の流れについて、行政書士が解説します。
鶴見行政書士事務所では、広尾警察署管轄地域のほか、十勝地方全域の車庫証明申請を取り扱っております。
また、車庫証明申請以外にも、自動車の名義変更(移転登録)や住所変更(変更登録)等、帯広運輸支局での手続までまとめてご依頼いただくことも可能です。
自動車関連業務について詳しくはこちらもご参照ください。
「時間がもったいない、誰かに任せた方が楽…」という方は、お気軽に当事務所までご連絡ください。
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目次
広尾署の管轄地域は?
広尾郡広尾町と広尾郡大樹町が広尾警察署の管轄区域です。
なお、この地域では軽自動車の車庫証明(保管場所届出)は必要ありません。
広尾警察署の場所
広尾署の所在地は、北海道広尾郡広尾町並木通東1丁目2-3です。
(参考:広尾警察署ホームページ)
当事務所からは片道約80kmほどの距離があります。
だいたい東京から小田原くらいの距離感です。
本州の自動車販売店様に距離のことをお話しすると、よく驚かれます。
申請窓口は警察署1階
車庫証明の申請窓口は広尾署1階です。
受付時間は9時から16時30分までですので、時間内に窓口に向かいましょう。
申請書類を提出し、証紙を購入、貼付
車庫証明の申請書類は、広尾署の窓口で配布されています。また、北海道警察ホームページ(外部リンク)ではExcel書式が公開されています。事前にパソコンで書類作成できるので、パソコン操作に不慣れでなければExcel書式を使うのがよいかもしれません。
窓口に、作成した車庫証明の申請書を窓口に提出しましょう。
広尾署の場合は書類を提出して、チェックの結果問題なければ証紙を購入し、貼り付ける、というのが通常の流れかと思います。
もっとも、私は最初に証紙を購入してから書類を出すか、書類のチェック中に証紙を購入してしまうことが多いです。
申請時に必要な証紙は、2,200円分です。
書類を提出して、不備がないかの確認を受けたのち、2,200円分の証紙を貼り付けます。すると、交付予定日が記載された引換券が発行されます。
これにて申請は終了です。
なお、交付の際には別途550円分の証紙が必要となります。これは保管場所標章(ステッカー)の交付手数料です。
このステッカーは、法改正により近いうち廃止されることになっています。廃止後は、550円分の証紙は必要なくなるだろうと考えられます。
私は書類提出日の段階で550円分の証紙も購入しています。しかし紛失の恐れもあるため、通常は交付日に購入するのがよいかと思います。
調査員による実地調査について
広尾警察署の場合、十勝管内の他の警察署とは実地調査の日にちのルールが異なります。
午前中に書類を提出すると、その日の午後に調査が行われます。
書類の提出が午後になると、調査は翌日の午前中となります。
申請者のもとに調査員が向かい、申請書類と実際の状況とを見比べて、車庫の要件を満たしているか確認します。
確認項目としては、
・車庫にきちんと自動車が収まるか
・道路への出入りに問題はないか
・実際に申請者が居住しているか(居住確認)
などが挙げられます。
居住確認については少し注意が必要です。
調査員が調査に向かった際に誰か家にいれば問題はありません。しかし、留守の場合は表札の有無で居住確認が行われます。
近年では、表札を出さない家が多くなりましたが、そのことが原因で「再調査」となってしまう可能性もあり得ます。
もし運悪く外出中に調査員が来た場合、表札がないと、再調査となってしまい、余計な時間を取られる可能性があります。
広尾署に書類提出後、調査が無事終わるまでの間は、名字を書いた紙をドア付近に貼り付ける程度でもよいので、表札を出されることを強くお勧めします。
調査が終わると「調査票」がご自宅のポストに投函されます、それを確認した後は、表札を剥がして問題ありません。
広尾警察署で車庫証明を受領
実地調査の日程が変則的であることと関連して、広尾警察署は車庫証明交付日のルールも独特です。
書類提出が午前中だった場合は2営業日後、午後に書類を提出した場合は3営業日後が交付日となります。
受付時間内に広尾警察署の窓口に向かってください。
窓口で引換券を渡すと、完成した車庫証明の内容を確認するよう言われます。もし車台番号や住所に間違いがあると、運輸支局での手続がうまく進みません。必ずよく確認しましょう。
問題なければ550円分の証紙を購入し、貼り付けます。
その後、車庫証明が交付され、手続は終了です。
車庫証明の次は、帯広運輸支局へ
車庫証明の手続は終わりましたが、これで「全て終わった」というわけではありません。
あくまでも、車庫証明は、名義変更や住所変更など、帯広運輸支局で行う手続きの下準備です。
証明書の有効期限は40日なので、期限内に帯広運輸支局に向かい、手続きを完了させましょう。
有効期限がわからなくなってしまったら、帯広運輸支局に問い合わせれば、手元の車庫証明がいつまで使えるか教えてくれます。
(参考:帯広運輸支局ホームページ)
「ちょっと面倒だな…」と思ったら
鶴見行政書士事務所では、広尾警察署への車庫証明申請を代行を承ります。
当事務所にご依頼いただければ、お客様が窓口まで行く必要はありません。
申請書類も当事務所で作成しますので、記入漏れなどの心配もありません。
名義変更・住所変更など、帯広運輸支局での手続きまでまとめて代行することも可能です。
お車の手続に関するお悩みは、当事務所までお気軽にお問い合わせ下さい。初回のご相談は無料です。