帯広・十勝エリアで多くの自動車登録に携わってきた行政書士が、希望ナンバー・図柄ナンバーの申請についてお話します。
鶴見行政書士事務所では、希望ナンバー・図柄ナンバーの申込代行も承っております。帯広ナンバーのお車のお手続は、当事務所にお任せください。
目次
希望ナンバー・図柄ナンバーとは
希望ナンバー
文字通り、自分の好きなナンバーを車につけることができる制度です。
※参考:国土交通省ホームページ(外部リンク)
なお、「777」など一部のナンバーは抽選制となっています。
全国共通で抽選の対象となる番号と、一部の地方でのみ抽選対象とされる番号があります。
例えば「111」は、品川ナンバーだと抽選対象ですが、帯広ナンバーの場合は抽選対象ではありません。
ご希望の番号が抽選対象かどうかは、抽選対象希望番号照会ページ(外部リンク)で確認可能です。
図柄ナンバー
図柄ナンバーは、通常の無地のものに代えて、図柄入りのプレートを利用できる制度です。
下記から選択することができます。
- 桜の花びらをあしらった全国共通の「全国版」※参考:国土交通省ホームページ(外部リンク)
- 大規模なイベントの開催を発行される「特別仕様ナンバープレート」
- 後述のご当地ナンバー対象地域の場合にのみ選択できる「地方版」
上記2.については、「大阪・関西万博特別仕様ナンバープレート」が発行されています。※令和7年2月現在。
また、過去には「東京五輪ナンバー」や「ラグビーW杯ナンバー」も存在しました。
白黒?カラー?
図柄ナンバーには、白黒のものと、カラーのものがあります。
これには、寄付金の有無が関わっています。
ナンバー申込の際に寄付(1,000円以上)をすると、カラーの図柄ナンバーを選択できます。
どこに寄付するかについては、いくつかの種類の中から選択することができます。
いずれも「安全・安心で楽しいお出かけを通じて日本を元気にする取組み」に対する寄付となります。
※寄付をしたうえで、あえて白黒のプレートを選ぶことも可能です。
図柄ナンバー = 希望ナンバー?
希望ナンバーと図柄ナンバーはそれぞれ別のものです。そのため、
- 図柄ナンバーかつ希望ナンバー
- 図柄ナンバーではあるが希望ナンバーではない
- 希望ナンバーではあるが図柄ナンバーではない
上記の3パターンが存在します。
つまり、図柄ナンバーにしたからといって必ず希望ナンバーにする必要はありません。その逆も同様です。
補足:ご当地ナンバー
ご当地ナンバーは、地域の風景や観光資源を図柄とすることにより、地域の魅力を全国に発信することを目的に導入されました。
※参考:国土交通省ホームページ(外部リンク)
イメージしやすいところだと、静岡・山梨の「富士山ナンバー」が挙げられるでしょうか。
また、十勝地方でもついに「十勝ナンバー」が始まろうとしています。
(十勝ナンバーについてはこちらのページでも解説しています)
ご当地ナンバー毎に、専用の図柄入りナンバープレートも用意されています。
なお、ご当地ナンバーだからと言って、必ず図柄ナンバーになるわけではありません。
ユーザー自ら図柄ナンバーを希望しない限りは、通常の無地のナンバープレートが交付されます。
また、ご当地ナンバーそのものは、「選択制」ではありません。
対象地域を使用の本拠とする自動車は、全てご当地ナンバーとなります。
希望ナンバー・ご当地ナンバーの申請方法
希望ナンバー・図柄ナンバーの申込には
- インターネットで申し込む方法
- 窓口で申し込む方法
の2通りがあります。
なお、当事務所では希望ナンバー・図柄ナンバー申込の代行を承っております。
帯広ナンバー・十勝ナンバー管轄地域に対応しております。
希望ナンバーを申し込んだ後に必要な、帯広運輸支局でのお手続も承ります。お気軽にご相談ください。
インターネットで申し込む方法
希望ナンバー・図柄ナンバー申込サービスサイト(外部リンク)で申し込みます。
申込が完了したら、申込受付メールの記載に従い、料金を払い込みます。
ナンバープレートの料金は申し込んだナンバーの種類や、地方により異なります。
なお、入金が確認された後でないとナンバープレートの交付日は確定しないので注意しましょう。
入金が確認されたら、交付開始日についてのメールが届きます。
交付開始日以降に運輸支局に向かい、ナンバーを変更する手続きを行いましょう。
注意:十勝ナンバー導入に伴う受付停止について
令和7年5月から「十勝ナンバー」が導入されることに伴い、令和7年3月4日~同年4月6日までの間、インターネット経由での希望ナンバー・図柄ナンバーの申込ができません。窓口申込のみの対応となります。
窓口で申し込む方法
自家用自動車の場合、帯広運輸支局の隣にある帯自連ビルの窓口で申し込みます。
また、キャンピングカーなどの特種用途自動車や事業用自動車の場合は受付窓口が異なります。
道路を挟んで帯広運輸支局前の斜め向かいにある、北海道陸運協会帯広支部で申し込むことになりますので注意しましょう。
なお、事業用の軽自動車(黒ナンバー)、二輪車は希望ナンバー制度の対象となっていません。※令和7年2月現在
当事務所では、窓口での希望ナンバー・図柄ナンバー申込の代行を承っております。お気軽にご相談ください。
帯広運輸支局での手続
希望ナンバーの交付可能日になったからといって、すぐにナンバープレートがもらえるわけではありません。
運輸支局で番号変更の手続をする必要があります。
また、ナンバープレートだけを持ち帰り、自宅で取り付ける、ということもできません。
後部ナンバープレートに封印を取り付ける必要があるからです。
そのためには、実際に運輸支局に自動車を持ち込まなければいけません。
なかなかそんな時間が取れない、とおっしゃる方は少なくありません。
そんなときは、行政書士の「出張封印」をご検討ください。
行政書士が手続を代行し、ご都合のいい時間帯にご自宅まで伺い、ナンバー交換・封印取付を行います。
必要書類に記名押印いただければ、お客様が帯広運輸支局に出向く必要はありません。
希望ナンバー申込から帯広運輸支局での手続、出張封印まで、全て行政書士にお任せください。