帯広・十勝で数多くの車庫証明の申請や、自動車の名義変更・住所変更を取り扱う行政書士が、帯広警察署で車庫証明の申請を行う方法について解説します。
鶴見行政書士事務所では、帯広警察署への車庫証明申請代行のほか、帯広運輸支局での自動車の名義変更や住所変更等の申請代行も承ります。
その他、当事務所の自動車関係業務に関しては、こちらもご参照ください。
また、車庫証明の必要書類についてはこちらの記事もお読みいただければ幸いです。
初回の相談は無料です。
「記事を読むのも面倒、誰かに任せてしまいたい…」という方は、お気軽に当事務所にご相談ください。
↓LINEでご相談可能です↓
帯広警察署の管轄地域
帯広警察署の管轄地域は、帯広市、河東郡音更町、河東郡士幌町、河東郡上士幌町、中川郡幕別町、河西郡芽室町、河西郡中札内村、河西郡更別村です。
ただし、河西郡中札内村、河西郡更別村、そして中川郡幕別町のうち忠類地区は車庫証明対象地域外です。そのため、これらの地域を使用の本拠とする場合、車庫証明の手続は不要です。
なお、軽自動車については、帯広市内に使用の本拠がある場合のみ、軽自動車検査協会での手続後に帯広警察署で保管場所の届出が必要となります。
(参考:帯広警察署ホームページ)
帯広警察署の所在地
帯広警察署の所在地は、北海道帯広市西1条北1丁目1です。
国道38号沿い、よつ葉アリーナの隣にある、綺麗な建物です。
駐車場はそれなりの台数があります。しかし、混み合う時間帯だと停める場所を探すのに苦労するかもしれません。
なお、当事務所からの距離は3kmほどです。
十勝管内の登録自動車の半数以上が帯広警察署の管轄地域に存在します。そのため、当事務所で取り扱ってきた車庫証明も、大半は帯広警察署管内のものです。
車庫証明の窓口は帯広署1階
車庫証明の申請は、帯広警察署1階の窓口で取り扱っています。
正面玄関から入って右に曲がったところが窓口です。
カウンターに向かって一番左が証紙の販売窓口、中央が車庫証明や道路使用許可に関する窓口です。また、一番右は運転免許証関係の窓口となっています。
時期やタイミングによっては混み合うこともあります。基本的には並んで待つことになりますが、混雑時は整理券が配られる場合もあります。
なお、受付時間は9時から16時30分です。16時30分までに書類を「提出」しないと、翌日申請扱いとなります。16時30分までに帯広警察署に到着していれば良い、というわけではないことに注意しましょう。
申請書を提出
申請書類は窓口で配布されています。また、北海道警察ホームページ(外部リンク)からExcel書式をダウンロードすることも可能です。事前にパソコンで書類を作成し、印刷して持っていくとスムーズです。
車庫証明の申請書類の書き方についてはこちらの記事もご参照ください。
なお、賃貸物件に住んでいる場合など、「申請者」と「自動車を停める土地の所有者」が異なる場合は、土地の所有者の使用承諾書が必要となります。事前に準備しておきましょう。
申請書を提出すると、書類に不備がないかチェックされます。問題なければ、申請書に2,200円分の証紙を貼るよう指示されます。
証紙は、カウンター向かって1番左の窓口で購入できます。当事務所では事前に証紙を購入してから書類を提出していますが、指示されてからの購入でも全く問題ありません。
証紙を貼ると、申請者名と交付予定日が書かれた引換券を渡されます。これで申請は終了です。
実地調査
帯広警察署の場合、申請日当日またはその翌営業日に実地調査が行われます。
※公営住宅など一部例外あり
調査員が現地に出向き、申請書の内容と相違ないかを確認します。
このとき「ちゃんと車が停められるかどうか」を調べる他に、
「申請者が本当に申請書上の住所に住んでいるのか」も調査されます。
調査時に申請者が家にいれば、対面で確認できるので特に問題はありません。しかし留守のときは、北海道の場合「表札が出ているかどうか」で居住確認されます。
昨今、防犯上の理由から表札を出さないという方が増えました。
とはいえ、帯広警察署の場合、調査が申請日当日になるか翌営業日になるかは基本的に教えてもらえません。また、何時に調査員が来るかもわかりません。
表札がない状態で、もし外出中に調査員が来た場合、再調査となり、車庫証明交付までに余計な時間がかかる可能性があります。
そのため、帯広警察署で車庫証明の申請書類を提出してから調査が終わるまでの間だけは、表札を出しておかれることをお勧めします。なお、表札は、紙に名字を書いてドア付近に貼っておく程度のもので大丈夫です。
ポストに「調査票」が投函されていたら、実地調査が終了した合図です。調査終了後は、表札は剥がしてしまって問題ありません。
車庫証明の交付
実地調査で問題が無ければ、基本的に申請日の翌々営業日が車庫証明の交付日となります。
受付時間内に、帯広警察署に向かいましょう。
引換券を窓口で渡すと、完成した車庫証明の内容を確認するよう指示されます。住所や車台番号に間違いがないか、必ずチェックしてください。もし間違いがあると、運輸支局での手続に支障が出ます。
間違いなければ、550円分の証紙を貼るよう指示されるので、証紙を購入し、指示通りに貼り付けます。
なお、この550円は「保管場所標章」、いわゆる車庫証明ステッカーの交付手数料です。保管場所標章は、法改正により廃止されることが決定しています。そのため、廃止後はこの550円はかからなくなるものと思われます。
証紙を貼り付けたら、車庫証明が交付されます。これで手続きはすべて終了です。
車庫証明だけで終わりではない
以上で車庫証明の申請はすべて終わりました。
しかし、終わったのはあくまでも「車庫証明だけ」です。
車庫証明を申請したということは、おそらく、
- 引っ越したので住所変更したい
- 車を買った、または譲り受けたので名義変更したい
などのご事情があるのではないでしょうか。
車庫証明は、自動車の名義変更や住所変更の「前準備」に過ぎません。交付された車庫証明を使って、帯広運輸支局で名義変更(移転登録)や住所変更(変更登録)の申請をする必要があります。
車庫証明の有効期限は40日です。お手持ちの車庫証明がいつまで使用可能かは、帯広運輸支局に問い合わせれば教えてくれます。
(参考:帯広運輸支局ホームページ)
面倒だ!!と思ったら
当事務所では、帯広ナンバーの自動車の手続を数多く取り扱っております。
帯広警察署への車庫証明の申請でわからないことがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
行政書士は、官公署に提出する書類を依頼者に代わって作成することを業とする国家資格者です。
書類作成の専門家である行政書士が申請書を作成、提出代行することにより、お客様ご自身で窓口に出向く必要が無くなり、書類不備などのリスクも軽減できます。
初回のご相談は無料です。どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。