帯広・十勝で活動する行政書士が、今後導入の十勝ナンバーについて解説します。
令和7年5月の交付開始を目指し、十勝町村会が取り組みを続けています。
※十勝ナンバーはまだ導入されていません。このページでは、十勝町村会の取組と、将来十勝ナンバーが導入された場合の手続等について記載しています。また、このページは令和5年6月末日時点の情報に基づいて制作されています。最新の情報については、国土交通省ホームページ(外部ページ)あるいは十勝管内の地方自治体公式ホームページをご確認ください。
なお、その他の自動車の手続に関する情報はこちらのページをご確認ください。
十勝ナンバーの導入に向けての取組
現在、十勝町村会では、令和7年5月交付開始を目標に「(仮称)十勝(とかち)ナンバー」の導入に向けた取り組みが行われています。
はじめは、十勝19市町村全域での導入を目指していたようです。
しかし、そうすると「帯広ナンバー」が消滅してしまうことになります。
この点につき、北海道運輸局から「帯広ナンバーをなくすことはできない」との見解が示されました。
そこで、帯広市を除く18町村での導入を目指すことになったとのことです。
※十勝18町村:音更町、幕別町、士幌町、鹿追町、清水町、芽室町、池田町、本別町、上士幌町、浦幌町、豊頃町、大樹町、広尾町、新得町、足寄町、陸別町、中札内村、更別村
※対象となる地域は導入が決まるまでの間に変動する可能性があります。
十勝ナンバーはいわゆる「ご当地ナンバー」と呼ばれるものです。北海道では「知床ナンバー」と「苫小牧ナンバー」の2種類が発行されています。
十勝ナンバーが導入されるとどうなるのか
現在、十勝管内を使用の本拠とする自動車には「帯広ナンバー」が発行されています。
しかし、将来十勝ナンバーが導入された場合、導入日以後、十勝ナンバー対象地域を使用の本拠とする自動車に新しいナンバーが発行される場合、帯広ナンバーではなく十勝ナンバーのプレートが交付されることとなります。
なお、交付日時点で帯広ナンバーがついている自動車は、そのまま利用できます。
また、帯広ナンバーと十勝ナンバーは選択制ではありません。十勝ナンバー導入後は、対象地域を使用の本拠とする自動車は全て十勝ナンバーとなります。
図柄入りご当地ナンバープレートについて
ご当地ナンバープレートには「図柄なし」と「図柄入り」の二種類があります。
また「図柄入り」は「フルカラー」と「白黒」の二種類に分けられます。これはナンバー代と併せて寄付をするどうかによるものです。寄付ありの場合フルカラー、寄付なしだと白黒になります。図柄自体は同じものです。
通常は、図柄なしのナンバープレートが交付されます。
図柄入りご当地ナンバープレートの発行を希望する場合は、
図柄ナンバー申込サービス(外部ページ)から申し込む必要があります。
申し込みと手数料(フルカラーを希望する場合は寄付金も)の支払が終わったら、ナンバー交付窓口で予約済証を発行してもらいます。
予約済証にはナンバープレート交付可能日が記載されています。図柄ナンバーの場合、入金確認から交付可能日まで2週間程度かかります。申込日とナンバー交付日の関係について正確な情報を知りたい場合は、ナンバー交付窓口にお問い合わせください。
ナンバー交付可能日以降、他の申請書類と併せて予約済証を運輸支局に提出することで、図柄入りナンバープレートが交付されます。